暖かく無関心なホッとする人(P君)1162話

 午後5時15分、D君は会社の仕事が終わり駐車場に向かう途中、リカに電話を掛けた。
リカ 「ブルルル、ブルルル、はい加藤です。あっ、ディーン?」
D君 「ピンポーン、正解、そうだよ。」
リカ 「だと思った。」
D君 「今朝ちょっと思ったんだけど、今週の土曜日、夕方6時から町の花火大会が
   あるよね。それに夏祭りも町であるから一緒に見に行こう。浴衣着て来てね。」
リカ 「えー嬉しい。去年せっかく浴衣を買ったのに、まだ1回しか着たこと無いの。」


                                    つづく