暖かく無関心なホッとする人(P君)1118話

 午後5時50分、D君のインプレッサは会社からアパートに真っ直ぐ帰って来た。🚙
階段を上り一番奥の204号のドアのロックを外して、息を止めて覚悟を決めて部屋に入った。部屋は暑いのは分かっているが、この暑さは我慢するしかなかった。玄関を入ると、
すぐ右側に台所がある。そこの冷蔵庫から紙パックのアイスコーヒーと氷を出して、1杯
のアイスコーヒーを作って飲んだ。酒タバコをしない彼は、一休みのたびにコーヒーを
飲んだ。、、、、、、、、、、、、午後5時55分、全部の窓を開けて換気扇を回した。
それから電子ジャーにご飯をセットした。冷蔵庫をまた開けて、牛肉、玉ねぎ、コンソメ
、トマト、ブロッコリーを出した。玉ねぎ、トマト、ブロッコリーを一口大に切った。
鍋に水を入れ醤油と味りんを入れ、ガスの火で熱し、沸騰したところに玉ねぎを先入れた
、玉ねぎが柔らかくなって来たので、牛肉を入れ、すぐ火を止めた。牛肉は生でも食べられるし余熱で煮えるからちょうどいいと思った。お皿にトマト、ブロッコリーを乗せ、
マヨネーズをつけた。陶器のマグカップにコンソメを入れた。ご飯はまだ炊けてない。
 午後6時10分、彼は窓を閉め換気扇を止め、エアコンを26度に設定してONにした。
 午後6時30分、彼はちょっと冷めてしまった牛丼の具の入った鍋を再び温めた。
 午後6時35分、ご飯が炊けたので、丼に付け、上から汁ごと牛丼の具を乗せた。その後
コンソメにお湯を注いだ。夕飯の準備が出来たのでTVを見ながら牛丼を食べた。🍚


                                    つづく