暖かく無関心なホットする人(P君)987話

 午後7時45分、少し遅れたけどD君は聖書を読もうと思った。今晩読むのは創世記32章
だ。それからヤコブは家族と女奴隷らと旅を続けた。🐫 🐫 🐫 ある日、神の使いが
彼の目の前に現れた。彼は「ここは神の陣営だ。」と言って、その場所をマナハイムと
呼んだ。ヤコブはエドムの野にいる兄エソウに前もって使者を送った。急に顔を合わせるとまずい、過去の苦々しい事を思い出し逆上して、殺されるかもしれないと思っていた。
 使者はヤコブに報告した。「あなたの兄上エソウは、あなたを迎えに400人を引き連れてやって来られます。」それを聞いてヤコブは、もう絶体絶命だと思い慎重に対応しないと命取りになると思った。彼は考えた。まず自分と一緒にいる人々や動物らを2つの宿営に分けた。もしエソウが1つの宿営を打っても、残りの1つの宿営は助かる。そして彼はその夜、兄エソウへの贈り物を選んだ。雌山羊200頭🐐 雄山羊20頭🐐 雌羊200頭🐑
雄羊20頭🐏 乳らくだ30頭とその子🐫 雌牛40頭🐄 雄牛10頭🐂 雌ろば20頭
雄ろば10頭。ヤコブは群れのしもべたちに言った。「私の先に進め。群れと群れとの間
には距離をおけ。そして群れを率いる先頭にいるしもべがエソウに会って、いろいろな
質問をして来たら、「あなたのしもべヤコブのものです。私の御主人エソウ様への贈り物
です。」「あなたのしもべヤコブはわたしたちのうしろにおります。」と言うように命じた。彼はエサウの目の前にヤコブからの豪華な贈り物が、次から次に現れるのを見て、
機嫌が良くなり、ヤコブを殺そうなど夢にも思わなくなるだろう。という彼の作戦だった
。その贈り物は彼の先に進んだ。彼の家族だけ宿営地に残った。その夜、彼と2人の妻
と2人の女奴隷と11人の子どもたちを連れてヤボクの渡しを渡った。川を動物に先に
渡らせ次に家族を渡らせ、ヤコブは1人だけ、あとに残った。するとある人が夜明けまで
彼と格闘したが、その人はヤコブに勝てそうになかった。それで彼はヤコブの股関節を
外した。その人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」しかしヤコブは
答えた。「私を祝福して下さらなければ、あなたを去らせません。」それで、その人は
聞いた。「あなたの名は何と言うのか?」彼は「ヤコブです。」と答えた。すると
「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と
戦って、勝ったからだ。」と言われ祝福された。その場所はぺヌエルと呼ばれる記事
などだった。
                                    つづく