暖かく無関心なホットする人(P君)910話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは創世記22章だ。22章はアブラハムの信仰の
凄い章だった。神様はアブラハムの信仰(神様を第一にしているか。)を試した。これは
テストだった。神様はアブラハムに、愛する独り子イサクを全焼のいけにえとして捧げなさい。と言う最も難しいテストだった。その夜、アブラハムは眠れなかった。彼は究極の
選択をしなければならなかった。神様を第一にするか。神様に従わないでイサクを第一に
するか。どちらかを選ばなければならなかった。彼は悩んだ。しかし明け方に一つの結論
に達した。それは、もしイサクを殺しても神様はイサクを生き返らせる事が出来る。と言う事だった。事実、自分もサラも死んだ者のようだったがイサクが与えられた。それで
アブラハムは神様を第一にすることにした。
 だから翌日アブラハムは落ち着いて行動出来たのだと思う。
神様の信仰のテストに見事合格した。アダムはこのテストでエバを選び、神様を第一に
しなかったので不合格だった。ここを読むと神様は決して無慈悲な方ではなく、ちゃんと
神様を第一にしている人には彼がその後困らないように準備していると思う。もしアダム
がエバでなく神様を第一にしていたら、きっとエバに比べられないほど美人で素晴らしい
女性が与えられたと思う。イサクも立派だった。父が自分を殺そうとしても暴れず、
その運命を受け入れた。それから神様はイサクにリベカと言う超美人で素晴らしい女性
を妻として与えた。
                                    つづく