暖かく無関心なホットする人(P君)883話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは創世記19章だ。19章の始めに、18章で
アブラハムの所に現われた三人の人(主)の正体がわかった。アブラハムの所に現れた
うちの一人は天に上り、残りの二人は夕暮れにアブラハムの甥のロトの住む町ソドム
に着いた。19-1「そのふたりの御使いは夕暮れにソドムに着いた。」と書いてある。
つまりアブラハムの所に現れた主は三人の御使いだった。そのうちの二人の御使いは
ロトの住む町、ソドムの門でロトと会った。ロトは彼らを見るなり、彼らはタダ者でない
と思った。多分彼らのオーラ(輝き)がまぶしすぎたと思う。そのくらいソドムの町の
住民は、後の文章を読むとわかるように悪く暗い人々だった。彼らの持つオーラに魅せられたロトは彼らを家に招いた。ロトは物欲の虜の妻とは違いアブラハムのような清い人
だったと思う。そんな彼が、なぜ世的な妻と結婚したのか?今で言えばクリスチャンと
ノンクリスチャンの結婚みたいなものだ。恋は盲目とはよく言ったものだ。未来が盲目
になると不幸が待っている。ロトもその後、転落の人生になってしまった。
                                    つづく