暖かく無関心なホットする人(P君)822話

 午後7時30分、D君のインプレッサはアパートに着いた。彼はまず後部座席のHEDWAY
アコギと黒いバックを持ってアパートの階段を上り、一番奥の204号のドアを開け、
全室電気を付けた。荷物を左の部屋に下ろし、車に戻って助手席にある段ボール1個を
部屋に持って行き、新しい白いクロゼットのある右の部屋に置いた。続いて車のトランク
にある3つの段ボールを部屋に運んだ。それで仕事の終わったD君は「フー。」と息を
つき、台所でコーヒーを作り飲んだ。
 午後8時、「今日は聖書を読まない日だ。」彼は今日の礼拝メッセージを思い出した。


                                    つづく