暖かく無関心なホットする人(P君)814話

 午後3時、リーダーのアパートの104号室、D君がチャイムを押した。「ピンポーン」
「ガチャ、どうぞどうぞ、D君はこの部屋に来るのは2回目だよね。後の3人は初めてだね
。」「D君の部屋と広さは同じくらい?」「ええ、同じくらいです。」「ちょうど3時
だから、ここでコーヒーブレイクしよう。確かD君はブラックコーヒーで、後の3人は
紅茶でいいんだよね。お菓子はポテトチップスとクッキーでいいよね。」
 「ところでD君がこの部屋を見て、どんな家具が必要かな?」「そうですね、女性の
方が圧倒的に家にいる時間が多いですので、ガッキーの趣味に合わせた方がいいです。
僕の部屋もリカちゃんの趣味に合わせたら、独身の時には想像できなかった綺麗な部屋
になりました。ここはガッキーの趣味に任せてみたらいいんじゃないですか。」
「それはナイスアイデア、ガッキー頼むね。」「OK、まかせて。」


                                    つづく