暖かく無関心なホットする人(P君)795話

 午後5時30分、D君は会社から真っ直ぐアパートに帰って来た。部屋に入ると冷蔵庫からキャベツ、豚挽肉を出した。鍋の中に水を入れ火でお湯にしてから、キャベツの葉っぱを3枚ちぎって、その中に豚挽き肉を入れくるくる巻いて楊枝で止めた。沸騰したお湯の
中にロールキャベツを入れ、しばらくして豚肉に火が通ったらお湯から、お皿にに移し
ケチャップをかけ出来上がり、同時進行でご飯も炊いた。飲み物はインスタントコンソメスープにした。
 午後6時、彼は夕飯を食べた。食べながら「明日の午後3時にこのアパートに家具が来る。午前中は教会でミクタムCDの賛美の楽器練習だ。僕たちの結婚準備が終わったら、
今度はリーダーたちの結婚準備の手伝いだ。ここからセブンイレブンまで25分ぐらいだ
。だから午後2時30分にはリカちゃんとセブンイレブンを出ないと。それまでかなり時間
がある。セブンイレブンから、あのケーキ屋まで5分で行けるし、そこからアパートまでセブンイレブンの距離とあまり変わらないので、そこで早めのお茶をしながら式と披露宴の出席者名簿を作ろう。そのとき引き出物を決めたりしよう。で午後2時30分まで話せる。でアパートに家具が来てから、夕方駅前のJTBで新婚旅行の手配をして、その傍で夕飯を食べ、リカちゃんの家に送ろう。明日は久しぶりに忙しくなりそうだ。」
                                    つづく