暖かく無関心なホッとする人(P君)2307話

 1/11(木)7時、リーナを起こす時間だ。D君は寝室に戻りーーベッドの上で寝ている彼女に出来るだけ近づいてあぐらをかいて座り、彼女の後頭部と背中に両手を差し込み
息を止め「よいしょ。」と持ち上げた。座った姿勢になり、上半身がグラグラしている
彼女を横から抱きしめ、左耳に囁いた。
D君 「リーナ、おはよう。起きたかな?」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「まだ寝てるか。でも人前ではしっかり者のふりをしていても、僕にだけ見せる
  子供っぽいところが、たまらなく可愛い。」彼はさっきより強く彼女を抱きしめた。
リーナ 「うーん。ディーン好き。」
D君 「起きたみたいだね。リーナ、朝だよ。」
リーナ 「うん起きた。ちょっとシャワーに行ってくる。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2306話

 1月11日(木)朝6時、D君は起きた。室温20度。彼はリーナを起こさないように静かにベッドを出てーーーー脱衣室に行き、静かに顔を洗い服を着替えた。
それから台所に行きーーーーお湯を沸かし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~しばらくして沸騰したので
。。。。それでコーヒーを作り☕~ひとくち飲んだ。
 6時15分、食卓の隅に分厚い本が置いてある。その本を手に取った。聖書を読む時間だ
。今朝読むのはマタイによる福音書12章。そのころイエス様は安息日に麦畑を通った。
弟子たちはお腹が空いてきたので、麦の穂を摘んで食べ始めた。それを見たパリサイ人達
はイエス様に、弟子たちの行動は安息日にしてはならないことだと注意した。がイエス様
はダビデが神の家に入って、祭司の他は食べてはいけない備えのパンを自分と供の者たち
が食べた例を説明し、憐みの方が生け贄より大切なことを教えた。そのあとイエス様は
会堂に入られた。そこに片手が麻痺した人がいた。イエス様はその人を躊躇なく癒した。
その様子を見ていたパリサイ人は出て行って、どのようにしてイエスを滅ぼそうかと相談した。そのあともイエス様は人々を癒し続けた。
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2305話

 午後7時15分、二人は夕飯を食べ終えた。D君は食器を流し台に持って行きーーーー
洗い始めた。リーナはお風呂を沸かしに行った。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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D君はさっき買って来たインスタントコーヒーでコーヒーを作り☕~飲みながら、、、
D君 「隆一達は自転車で言えば後ろを補助しながら走っていたのが、誰も補助しないで
   自走できるようになった。もう大丈夫。一段落だ。」と思った。
午後7時40分、
リーナ 「お風呂が沸いたみたいだから入って来る。」
                                     つづく