暖かく無関心なホッとする人(P君)2307話

 1/11(木)7時、リーナを起こす時間だ。D君は寝室に戻りーーベッドの上で寝ている彼女に出来るだけ近づいてあぐらをかいて座り、彼女の後頭部と背中に両手を差し込み
息を止め「よいしょ。」と持ち上げた。座った姿勢になり、上半身がグラグラしている
彼女を横から抱きしめ、左耳に囁いた。
D君 「リーナ、おはよう。起きたかな?」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「まだ寝てるか。でも人前ではしっかり者のふりをしていても、僕にだけ見せる
  子供っぽいところが、たまらなく可愛い。」彼はさっきより強く彼女を抱きしめた。
リーナ 「うーん。ディーン好き。」
D君 「起きたみたいだね。リーナ、朝だよ。」
リーナ 「うん起きた。ちょっとシャワーに行ってくる。」
                                    つづく