暖かく無関心なホットする人(P君) 631話

 午後4時、D君たちのインプレッサはケーキ屋通りにある、ウェディングドレスを売っている店の近くの有料駐車場に着いた。「さっき通り過ぎた、あの店だよね。リカちゃん
が欲しいって言っていたドレスを売っている店って。」「そう、よくわかったね。」
「だって、あのshow windowに飾ってあるウェディングドレスは目立つよ。」「私が
欲しいのは、あのウエディングドレスなの。ディーンにばかりお金を出させるのは悪いから、あれは私が買うから。」二人は車から降りて、近くのウェディングドレスを売っている店に入った。「いらしゃいませ。」「すみません、この店のshow windowに飾ってある
ウェディングドレスが欲しいんですけど。」とリカが言った。「かしこまりました。」
「すみません、結婚式の予定は今年の秋の敬老の日です、いますぐ欲しいわけでは無いのですが予約することはできますか?」「はいできます。では今年の8月末までには用意しておきます。、、、、これが予約券です。ありがとうございました。」
 午後4時20分、D君は腕時計を見ながら「まだ4時20分だ。買いたいドレスが決まっていると早いね。次は婚約指輪を買った宝石屋で結婚指輪を買う番だ。」
                                    つづく