暖かく無関心なホットする人(P君) 587話

 午後2時45分、彼らはインプレッサの後部座席に布団を乗 せ、トランクに毛布と枕を
乗せた。それでイオンに向かった。イオンは布団屋から車で10分ぐらいしか離れていなかった。
 午後2時55分、車はイオンに着いた。スターバックスに入り、明るい窓側の席に着いた
。「いらっしゃいませ。」「ホットコーヒーと紅茶。」「スターバックスでお茶するなんてRGRD+TK以来で、久しぶりだね。」とD君が言うと、「でもつい最近の事だよ。」「そうだね。一か月ぐらい前までは毎週来ていたね。教会で青年会の皆で練習するように
なってから、3時は教会になったね。」そのときコーヒーと紅茶が来た。それらを飲みながらD君が「だいぶ前だと感じるのは、その間、家具を買ったり、渋谷に行ったりして、忙しかったからだ。よく子供の頃は時間を長く感じ、年を取ると時間を短く感じるのは、
子供の頃はやらなければならない事が多く、変化が多いから時間を長く感じるけど、
年を取るとやらなければならない事も少なく、変化もないから時間を短く感じるんだと思う。」と言った。
                                    つづく