暖かく無関心なホットする人(P君) 387話

 D君はリーダーに言われるまで、バーベキューの事を忘れていた。「あれを決めたのは
かなり前のことだ。バンドの事でみんな夢中になっている。剛君もイノッチもバンドの方が、楽しいだろう。そういえば昨日カレーを作ったんだ、それを温めて食べよう。」と
思い、温めて夕飯にした。
 7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはルカによる福音書18章だ。18章で印象に残っていることは、不正な裁判官でも、ひっきりなしにやって来る、やもめがうるさくて仕方ないので、彼女の為になる裁判をする決心をした。ということです。不正な裁判官もです。
ということは、うるさいほど祈り訴える人を無視できる人はいないということです。


                                   つづく