暖かく無関心なホットする人(P君) 380話

 午後12時、礼拝が終わった。リーダーが後ろを振り返って、「今日は2人のうちの
どちらかがコンビニで、お昼を買って来てくれないかな?」「はい、私が買ってきます。
」とガッキーが言った。さすがガッキー、ドラマーは人より0.1秒何をするにしても早い
、それもそうだ、ドラムが始まらないと他の楽器も始まらない。なんでも人の先頭に
たってスタートするんだ、とD君は思った。ガッキーはメモを出して、「ここに皆の
食べたいものを書いて。それと一人500円も出してね。」と言うと、それぞれ500円と
食べたいものを書いた。
 午後12時20分、ガッキーがコンビニで買ってきた昼食をRGRD+TKは食べた。
食べながら「毎週、青年会をしているみたいですね。」とD君は言った。「そうだね、
でもこうなることを僕は前から望んでいたよ。」とリーダーは言った。
 午後1時、RGRD+TKは会堂に移動して練習を始めた。♬♬♬♬♪♪♪♪♫♫♫♫♬♪♪♪♪♬♬
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 午後2時、リーダーが「みんな先週より格段に上手くなってるね。特にガッキーの上達
は目を見張るね。かなり練習したでしょ?」「わかりますか。昨日、一人で練習したんです。」「やっぱりね。D君と剛君も先週より、上手く、かみ合ってるね。」「僕たちも
昨日二人で一緒に練習しました。」とD君が言うと「そうでしょ、いいね。僕も練習に
参加してもいいかな?」とリーダーが言うと、「もちろんです。プロデューサーみたいで
すね。」と剛君が言った。
                                   つづく