暖かく無関心なホットする人(P君) 360話

 D君は会社から真っ直ぐ帰って来た。「昨日は一仕事したな。RGRD+TKも軌道に乗った。彼は自分が昔バンドをして来たことが役に立ったことが嬉しかった。バンドは良いものだ。他者の音を聞いてそれに合わせなければいけない。そのリズムのもとはドラム
だ。みんながガッキーのドラムの音に合わせる。ガッキーにドラムはあっている。
ガッキーはどんな時でも元気で、くじけない、心の強い人だ。」と思った。
 午後5時40分、彼は冷蔵庫からキャベツと豚挽肉を出した。キャベツの葉っぱの中に
挽肉を入れ、クルクルっと巻き、楊枝を刺した。それを沸騰した鍋のお湯の中に入れ、
少し経ったらお湯から出し、お皿に移しケチャップを掛け、ロールキャベツの出来上がり
、同時進行でご飯も炊いた。クノールカップスープにお湯を注ぎ、その夕飯を食べた。
 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはルカによる福音書12章だ。12章は大切な短い教えが、たくさん書いてあった。
                                   つづく