暖かく無関心なホットする人(P君) 336話

  D君は会社帰りに、スーパーに寄って行った。スーパーで、マルちゃん焼きそば、卵、
チーズ、豚肉300g、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、じゃがいも、人参、にんにく、を
買って帰った。
 午後6時、彼はカレーを作ろうと、買ってきた材料のキャベツ、ピーマンだけ冷蔵庫に
入れ、玉ねぎ、ジャガイモ、人参、にんにくを洗ってから切り、豚肉も切り、鍋に油を引き、火で熱してから豚肉を炒めてから、切った玉ねぎ、ジャガイモ、人参、にんにくを
鍋に入れ、水をひたひたになるまで入れた。それを煮込んでから、ジャワカレー中辛の
ルーを入れた。彼は辛いカレーが好きだったので、ドライカレーの時使う、SBカレーの
粉を混ぜて見た。こうすれば、いつものより辛いカレーが作れるんじゃないか?と思った
。同時進行でご飯も炊いた。
 午後6時30分、彼は夕食を食べた。食べながら「いつものカレーより、この方が辛くて美味しいな。料理にルールはない。こうしなければいけない、なんてことはない。だから料理は進行形だ。前より、次に作る方が美味しい。」と思った。
 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはルカによる福音書6章だ。6章は右手の萎えた人の癒しの記事、12弟子の選びの記事、マタイによる福音書5~7章に似た記事だった。


                                  つづく