暖かく無関心なホッとする人(P君)5746話

7/19(火)6:00 D君は昨日の続き、創世記42-6から読み始めた。


 ときに、ヨセフはこの国の権力者であり、この国のすべての人々に穀物を売る者であった
。ヨセフの兄弟たちは来て、顔を地につけて彼を伏し拝んだ。ヨセフは兄弟たちを見て、それとわかったが、彼らに対して見知らぬ者のように振る舞い、荒々しい言葉で彼らに言った
。「あなたがたは、(荒々しい言葉で言ったのだから、ここは「おまえらは」の方が相応しいと思う。)どこから来たのか?」すると彼らは答えた。「カナンの地から食糧を買いに参りました。」ヨセフには、兄弟たちだとわかったが、彼らにはヨセフだとはわからなかった  。ヨセフはかつて彼らについて見た夢を思い出して、彼らに言った。「あなたがた(おまえら)は間者(スパイ)だ。この国の隙をうかがいに来たのだろう。」彼らは言った。「いいえ。
あなたさま。しもべどもは食糧を買いに参ったのでございます。私たちはみな、同じひとりの人の子で、私たちは正直者でございます。しもべどもは間者ではございません。」ヨセフは彼らに言った。「いや。あなたがたは(おまえらは)、この国の隙をうかがいにやって来たのだ。」彼らは言った。「しもべどもは十二人の兄弟で、カナンの地にいるひとりの人の子でございます。末の弟は今、父と一緒にいますが、もうひとりはいなくなりました。」
ヨセフは彼らに言った。「私が言ったとおりだ。あなたがたは間者だ。このことで、あなたがた(おまえら)を試そう。パロの命にかけて言うが、あなたがた(おまえら)の末の弟がここに来ない限り
、決してここから出ることはできない。あなたがた(おまえら)のうちのひとりをやって
、弟を連れて来なさい。それまであなたがた(おまえら)を監禁しておく。あなたがた(
おまえら)に誠実があるかどうか。あなたがた(おまえら)の言ったことを試すためだ。
もしそうでなかったら、パロの命にかけて言うが、あなたがた(おまえら)は間者だ。」
こうしてヨセフは彼らを三日間、監禁所に一緒に入れておいた。
                                   つづく