暖かく無関心なホットする人(P君) 266話

  午後4時40分、三丁目のセブンイレブンの駐車場にインプレッサは止まった。リカは
急いで車に乗った。「リカちゃん、すぐケーキ屋に行こう。」「うん、そうだね。」
車はケーキ屋に向かった。
 午後5時、ケーキ屋に着いた。「コーチは今日は何にする?」「リカちゃんは何にするの?」「今日はオレンジケーキにする。」「じゃあ、僕もそれにする。」
「すみません。二人ともオレンジケーキをお願いします。コーヒーブラックホットで、
それと紅茶。二階で食べます。」
 二人は二階の席に着いた。「ごめんね、いつも急がせちゃって。今日の礼拝の後、牧師
に洗礼を受けたい話しをしたら、喜んでくれてOKしてくれた。今度の礼拝の後、週報を
読むときに発表してくれることになった。その発表の翌週の日曜日に洗礼式を行うことに
なった。洗礼すれば、リカちゃんの両親も二人の結婚を許してくれると思うよ。」


                                    つづく