暖かく無関心なホッとする人(P君)5692話

5/31(火)6:30 D君は昨日の続き、創世記33-1から読み始めた。


 ヤコブが目を上げて見ると、見よ、エサウが400人の者を引き連れてやって来ていた。
ヤコブは子どもたちをそれぞれレアとラケルとふたりの女奴隷とにわけ、女奴隷たちと
その子どもたちを先頭に、レアとその子どもたちをそのあとに、ラケルとヨセフを最後
に置いた。ヤコブ自身は、彼らの先に立って進んだ。彼は、兄に近づくまで、七回も地
に伏してお辞儀をした。エサウは彼を迎えに走って来て、彼をいだき、首に抱きついて
口づけをし、ふたりは泣いた。エサウは目を上げ、女たちや子どもたちを見て、「この人
たちは、あなたの何なのか?」と尋ねた。ヤコブは、「神があなたのしもべに恵んでくださった子どもたちです。」と答えた。それから女奴隷とその子どもたちは進み出て、お辞儀を
した。次にレアもその子どもたちと進み出て、お辞儀をした。最後に、ヨセフとラケルが
進み出て、丁寧にお辞儀をした。それからエサウは、「私が出会った。この一団はみな、
いったい、どういうものなのか?」と尋ねた。するとヤコブは、「あなたのご好意を得る
ためです。」と答えた。エサウは、「弟よ。私はたくさんに持っている。あなたのものは
、あなたのものにしておきなさい。」と言った。ヤコブは答えた。「いいえ。もしお気に
召したら、どうか私の手から私の贈り物を受け取ってください。私はあなたの顔を、神の
御顔を見るように見ています。あなたが私を快く受け入れてくださいましたから。どうか
、私が持ってきたこの品を受け取ってください。神が私を選んでくださったので、私は
たくさん持っていますから。」ヤコブがしきりに勧めたので、エサウは受け取った。


                                    つづく