暖かく無関心なホットする人(P君) 260話

 10時、インプレッサは教会に着き、彼らは教会の会堂に歩いて行った。会堂に入ると
RGRDはいつもの席に着いた。
 10時15分、彼らは静まっていた。
 10時30分、礼拝が始まった。礼拝のメッセージは出エジプト記14章だった。14章は
エジプトを旅立ったイスラエル人たちを阻む、紅海の水が分かれて、イスラエル人のために道を作る奇跡だった。エジプトを脱出したイスラエル人に、最初に訪れた試練は紅海
の水によってエジプトから出れなくする試練だった。脱出と言ったが、正確にはそうする気はあったが、水によって脱出できなかった。エジプトを出立したイスラエル人だったが
目の前には大海原が広がっている、背後にはエジプトの軍隊が攻めてきている。絶対絶命
、そのときモーセが手を挙げると、紅海の海水が分れ、海底が現れイスラエル人は、そこを歩き向こう岸にたどり着いた。彼らを追って来たエジプトの軍隊は、元に戻る海水に
飲まれ、全滅した。ここからわかることは、神様のすることは人間が想像できない、常識では考えられない事をするということ、それが奇跡という。大事なことは奇跡ということは存在すると言う事です。その奇跡の道は以前は存在しなかったのです。でも神様は
イスラエル人のために、その奇跡の道を作ったのです。
                                   つづく