暖かく無関心なホッとする人(P君)5130話

9/28(火)8:20 D君(人には大きく分けて2種類の人がいる。ーーーーそれは現在だけに
生きる人、とーーーー未来に生きる人。ーーー 一見、現在に生きるの方が現状を認識しているからいい人のように見える。「これは今の現状で実現が難しい。」という「まじめ君」で登場する。福音書の中にもそんな人が登場する。ーーーーイエス様が5つのパンと2匹の魚で5000人の人を養った奇跡の時の12弟子の一人ピリポ。彼はイエス様が奇跡を行なう前、主に「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいのだろうか?」と質問された(こう言ったのはピリポを試すためだけであって、御自分ではこのあと奇跡を行なうことを知っていた。ーーーーピリポは主に聞かれて「めいめいが少しずつ食べるためにも、200デナリオン分のパンでは足りないでしょう。」と答えた。(ヨハネの福音書6-5) ピリポの答えは極めて常識的で、「まじめ君」だった。が、彼は大勢いる「現在に生きる人」の一人に過ぎなかった。
ーーーー対してイエス様は奇跡を期待する「未来に生きる人」だった。ーーーーたとえ今は
5つのパンと2匹の魚しかなくても、それが奇跡によって物凄く増えることを知っていた。
主はそのパンと魚が、食べきれないほど増えるのをイメージしていた。(希望する未来を
イメージして、そのことを大声で表明することで、神様にそのことが伝わる。ーーーー


このときイエスさまは「希望する未来を父なる神様に表明し、「巻き込んだ」ので、
それを聞いた父なる神様は奇跡を行なった。
                                      つづく