暖かく無関心なホッとする人(P君)5084話

8/20(金)12:30 D君(ふと思った。ジェット機は離陸するときは割と簡単だという。
それはアクセル全開にして、トップスピードまで持っていけば、自然に機体は浮き、飛び始める。ーーーーしかし着陸はそれとは比べ物にならないほど、精密な技術が要求される。
ベテランパイロットでさえ冷や汗もの。失敗は許されない。もし失敗したら500人近くの命
が失われる。ーーーーなんでこんな話をするかというと、なんでも「始めることは簡単だが
、無事に終わらせることは大変ということ。」例えばある事業をおこし、会社を立ち上げる創業者は自信満々で始めるが、彼はその事業が永遠に続くと思っている。でも残念ながら、
そんな会社はない。あのトヨタ自動車ですら創業してから88年(創業年月日1933年9月)。
ほとんどの会社は数年か、数十年?で倒産している。ーーーー会社には必ず終わりがある。
だから三代目ぐらいになると、地獄の苦しみをする。(創業者は無責任。ジェット機を離陸
させるだけ。後を継いだ人は、墜落しないよう細心の注意を払って着陸させる。)ーーーー
そのように現代人は生きやすい時代を生きてきた先代の、後始末の負の遺産を払わなければならない。ーーーー負の遺産で思ったのは、進化論を子供のころ学校で植え付けられたこと
と、精神的に落ち込んだ時は気軽に「メンタルクリニック」に行くこと。(その二つとも、
考えに考えよく吟味すれば、何かおかしいことに気が付くはず。振込詐欺を行う人は、相手をパニックに陥れ、よく考える時間を与えないで詐欺師のペースに持っていく。ーーーー
だから現代人は生まれた時から、経済的な負債だけでなく、精神的(心理的)な負債を負わさせられている、と思う。経済的な負債はそう簡単に返済できるものでないけど、精神的
負債は気が付いた時、一瞬にして消え去る。ーーーー今は、知識を脳に詰め込むことはいい事、と思われ、誰でもなんでも詰め込んでしまうが、よく考えもしないで何でも信じてしまうことは恐ろしい。ーーーー取り入れるのでなく、今まで信じてきたことが、悪魔的なことで、その考えを頭(心)から取り除いた方がいいこともある。
                                      つづく