暖かく無関心なホットする人(P君) 232話

 午後5時、「あー楽しかった。今度はもっと早く来て遊びたいね。でもそろそろ帰らないといけないね。そうだ、家で夕食が出来ない事を電話しないとね。」とD君が言うと、
「うん、そうだね。」とリカが言った。「ブルルル、ブルルル、はい加藤です。」
「あっ、ママ、里香だけど、悪いけど今晩も一緒に夕食できない。」
 午後5時30分、車の中で「リカちゃん、今晩は何が食べたい?」とD君は言った。
「ここからだと、いつも行くイオンは家に行く途中にあるから、イオンの洋食屋の
ハンバーグが食べたい。」「OK」
 午後5時50分、彼らはイオンの洋食屋に着いた。店員に「ハンバーグ定食と焼肉定食
お願いします。」とD君は言った。
 午後6時、彼らの頼んだものが運ばれて来た。二人は下を向いて無言で祈った。
「リカちゃん、ミクタムのCDを貸すから、帰りに持って行って。」「ありがとう。」


                                  つづく