暖かく無関心なホッとする人(P君)5037話

7/11(日)7:35 D君(人間が作る以上どんな機械にも組織にも、必ず上手くいくとは限らない。例えば、車のポルシェがなぜ人気があるかと言うと、最高速度が時速300km近く出るからと言う理由ではない。そんな車は他にもある。ポルシェはその高速スピードを数秒で
止められる優れたブレーキを持っている。その点ドイツ人は「もし危険なことがあったら、すぐ止められるブレーキがないと危険だ。」という、慎重な性質があるようだ。----
ーーーー「きっと上手くいくだろう。」という根拠なき楽観論が(ある意味、当事者が一番
重く責任を感じなければいけないのに、嫌なことを他人に押し付ける。)様々な場所で問題
引き起こす。----最近では西村経済再生担当大臣(西村経済破壊担当大臣)の問題発言
がある。----彼は自分の置かれた立場が全然わかっていない。そんな愚かな人を大臣に
した政府にも責任がある。----本当に賢い人は、「もしこの発言をしたら、相手の人は
どんな気持ちになるだろうか?」、「もし突発的な事故が生じたら、すぐに止められる機能
があるだろうか?」という「もし、~」という自分の思ってもいないことも起こるかもしれない。という謙虚さがあると思う。(備えあれば憂いなし)----話は変わって東京五輪開催まで2週間を切ってしまった。これなどは「きっと上手くいくだろう。」と思って見切り発車したブレーキ機能がない欠陥組織の典型。結果は無観客試合。ある心ある東京五輪に招待された外国人テニスプレーヤーは「無観客試合だったら、東京五輪は辞退する。」と言った。これが正常な人の心理だと思う。誰も応援してくれる人のいない会場で、試合して勝ったからとしても、だれも拍手してくれない。そんなことをして本当に面白いのか?ーーーだとしたら東京五輪に出場するアスリートは人間の心を失ったロボットみたいだ。近年の
オリンピックは経済産業カルトと言われているが、その一員を背負っているアスリートは、そのカルトに洗脳されて、無観客でも試合をしてもなんとも思わなくなってしまったようだ。洗脳というのは正常な感情をなくしてしまう恐ろしいものだ。
                                     つづく