暖かく無関心なホッとする人(P君)5000話

6/8(火)10:05 D君(末期症状だ。まさにこの言葉の通り。というのは菅総理と野党議員
との国会党首討論で、野党議員が「明確なこうしたレベルのコロナ陽性者が、出たら東京
オリンピック開催を中止するんですか?」と質問しても、菅総理は「国民の健康と生命を
守るのが私の責務です。」と繰り返すだけ。全然質問したことに答えていない。どうやら
政府自民党は東京都がコロナまみれになっても、東京五輪を開催する気だ。それとちょっと
気がかりなのは、少し前まで国民の約8割の人が、東京五輪の中止または延期を求めていたのに、昨晩のニュースでは、「国民の約半数の人が東京五輪の開催を求め、半数は中止または延期を求めている。」と報道された。それは読売新聞愛好読者(自民党支持者)の意見で
あって、国民全体の総意ではない。それなのに、それを利用して、まるで国民全体の意見の
ように思わせるのは、言論の自由を政府によって統制されているようで、気味が悪い。
先の分科会尾身会長の勇気ある政府に対する提言も、都合の悪い意見なので、聞き流した。
これは病気で入院中の患者が、主治医の出してくれた薬を飲みたくないので、飲んだ薬を
バッグの中に隠すのと同じだ。「良薬は口に苦し」医者の出してくれた薬に間違えはない。


                                     つづく