暖かく無関心なホッとする人(P君)4430話

1/25(月)5:05 面白い、実に面白い。普通は夢の中に出来事は時間と共に記憶から薄れて
い行くものだが、今回は違うようだ。その秘訣がわかった。夢から起きても、部屋の電気をつけないこと、また普段している朝のルーティンをしないで、それを後回しにする。出来るだけ、まだこの後も寝るような環境を作ったままさっきの夢のメモをとる。
 3時頃、一度目が覚めた。がまだ起きるのには早すぎると思いまた寝た。z z z z z z z z
そのあと夢を見た。それは近所を散歩している夢だった。でも不思議なのはまだ一度も
入ったことのない店ばかりだった。店と言うかイオンのようなショッピングタウンだった。そこを通り抜けると、横殴りの夕立が降って来た。傘を持っていなかった僕は、近くに
あったブルキでできたガレージに逃げ込んだ。そこには5、6台の車があった。その中に
1台のメタリックブルーのピカピカの日産ブルーバードのハッチバックがあった。(実際
にはそんな車種は存在しない。)興味があったので近づいて中を覗き込むと、3列シート
だった。驚いたことにその車のインパネはそそり立つように高く、あれでは全然前方が
フロントガラスから見えないと思った。またハンドルもなかった。インパネには様々な計器
とパソコンのキーボードの様なものがあった。あとで気が付いた事は、あれは未来の車の姿
だということに。今、自動運転の車が出始めているが、近い将来は行き先地さえインプット
すれば、後は自分で運転しなくても、目的地に連れて行ってくれるクルマになる。だから
ハンドルはいらない。そのほか普段なら思い浮かばないグッドアイデアが出て来た。
深夜バスの終着時間は4時半だった。眠りが浅い時だったのですぐ起きられた。もし深い眠りの時だったら、まだ完全に夢の中だから、そんなにハッキリどんな夢だったか自分でも
わからないだろう。
                                    つづく