暖かく無関心なホッとする人(P君)4413話

7:35 D君は朝食後何時ものようにパソコンを開いた。(さっきの悪夢のことを続けて考えてみた。夢を見ている時、脳の中でどんなことが起きているのか考えてみた。それは昼間、
いろいろなストレスを受け、脳の中が物でメチャクチャに散らかって、それが酷く散らかっている時、清掃業者(夢を見る睡眠)が起こる。が、そんなに部屋が散らかっていないときは、清掃業者を呼ぶ必要がないので、夢も見ない。若い時は夢を見る事が多いが、歳を取るにつれ夢は見なくなる。それは多分、ストレス耐性が出来てきて、多少のことではストレス
を感じない。だから清掃業者(夢を見る睡眠)を呼ぶ必要がない。----問題は悪夢を
見る理由だけど、その時、脳の中の大掃除をする清掃業者は一時的に部屋に山積みになった
ゴミを一か所にまとめて、床を出して掃除機で掃除する。その時、部屋は前よりも酷い状態
になる。このとき見るのが悪夢だと思う。でもそれを見ることで、脳は大掃除され、以前の
綺麗な状態に戻る。だから悪夢を見ることは悪い事じゃないと思う。悪夢は一種の擬似体験
だ。悪夢を見ることで、今のまま進んで行くと、こんな酷い目に合うよ、という事を教えて
くれている。だから悪夢を見ることは自分を変える、格好のチャンスだ。
 夢で思い出したことは、前に見たDVD「レフトビハインド」。その映画のなかで旅客機
に乗って空の上で「主の再臨」にあった人たちの描写があった。ある人はそのとき「消え」
ある人は「取り残される」(これがレフトビハインドと言う意味)。ある女性は取り残された。「この事実の重大さを一瞬にして理解した。--彼女は学生の時、その親に勧められ、
とある聖書の学びのキャンプに参加し、そこで「主の再臨」について学んだ。そのとき「
一人は取られ、一人は取り残される。」と聞いた。--それを思い出し、「自分は取り残されてしまった。」と思い、パニックになり、旅客機の中の化粧室に入り、精神安定剤の注射
を自分で射ち、手の甲に「It no real」(これは現実ではない。)と書いて、現実に起こったことを受け入れようとしなかった。彼女はその事件を悪夢だと思おうとした。がそれは残念
ながら事実だった。幸いにも自分はそのような悪夢を見たことがないが、もしそんな夢を見るなら、その時は「このまま悔い改めないで進むと、こんな風になる。」という擬似体験を
させ、考えを変えさせようとしている。それは最後通告になる。願わくは最後通告を受けないでいいように日々準備したい。
                                    つづく