暖かく無関心なホッとする人(P君)3623話

 10:18 D君はヨハネの福音書8章のページを開いた。
8-1~イエス・キリストが第7の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがあった。
それからヨハネは神の前に立つ7人の御使いを見た。彼らに7つのラッパが与えられた。
また、もう一人の御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼に
たくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りと共に、御座の前にある金の祭壇の上に
捧げるためであった。香の煙は聖徒達の祈りと共に、御使いの手から神の御前に立ち上った。それから御使いはその香炉を取り、祭壇の火でそれを満たしてから地に投げつけた。
すると雷鳴と声と稲妻と地震が起こった。すると7つのラッパを持っていた7人の御使い
はラッパを吹く用意をした。
 第1の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると血の混じった雹と火とが現われ、地上に
投げられた。そして地上の1/3が焼け、木の1/3も焼け、青草が全部焼けてしまった。
 第2の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、火が燃えている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして海の1/3が血となった。すると海の中にいた命のあるものの1/3が死に、船の1/3も打ち壊された。
 第3の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星
が天から落ちて来て、河川の1/3とその水源に落ちた。(これは書いてある通り、隕石が
大気圏に突入するとき、高温にさらされ松明のように激しく燃える。それが地球に落ちてきた状態。)この星の名は「苦よもぎ」(チェルノブイリとも訳される。原子力発電所
事故のあのチェルノブイリですよ。)と呼ばれ、川の水の1/3は苦よもぎのようになった
。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ。
 第4の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると太陽の1/3と、月の1/3と、星の1/3とが
打たれたので、1/3は暗くなり、昼の1/3は光を失い、また夜も同様であった。
 またヨハネは見た。1羽の鷲が中天を飛びながら大声で言うのを聞いた。
「わざわいが来る。わざわいが、わざわいが来る。地に住む人々に。あと3人の御使いが
ラッパを吹き鳴らそうとしている。」
                                   つづく