暖かく無関心なホッとする人(P君)3609話

 10:50 D君はヨハネの黙示録3章を開いた。次はサルデスの教会に送った手紙だった。
3-1~ サルデスの教会の信者は一応集会には集うから問題がない人たちと思われていたが、多分家では聖書の御言葉をあまり読んでいなかったと思う。それで霊的には死んでいた。だからマタイの福音書25章の十人の乙女のたとえ話の5人の愚かな乙女のように油の
備えも準備しないで熟睡していた。そこを読んで自分も最近はこのサルデスの教会の信者
みたいだった。と思ったが、つい最近ずっと前からリーダーに勧められていたDVD
「レフトビハインド」(取り残された者)を取り寄せ見た。それは衝撃的なDVDだった
。一応クリスチャンと言っている人はこうなるという内容だった。一番衝撃的だったのは
主人公の女子大学生のクローイの年の離れた弟が、どうしてもショッピングセンターに行きたいというので、車で連れて行きそこで迷子になった弟を発見し、抱き合ったそのとき
主の空中再臨が起こり、弟だけ着ていた衣服を残し、彼女の腕の中から消えてしまった。
初めてこのシーンを見たとき、全然その場面でそんなことが起こるなんて予想していなかったのでショックだった。そのときマルコの福音書13-32「その日その時は誰も知らない
。」という御言葉を思い出した。自分は完全に霊的に寝ていた。そのとき神様に感謝した
。というのも自分が再臨の準備が出来ていなかったときに、このクローイのように再臨に
間に合わず地上に取り残される者にならなかったからだ。いまこそ目を覚まさないと。
それで思ったのは、人が身体的に寝に落ちるときは本人は何時何分に寝落ちしたなんて
記憶にない。ただいつの間にか寝てしまう。これと同じことが霊的にも起きる。聖書の
御言葉を心にとめないで生活しているといつの間にか霊的に寝てしまう。自分もサルデス
の教会の信者もそうだった。


                                    つづく