暖かく無関心なホッとする人(P君)3603話

 13:00 D君は午前中テレワークで今日の仕事が終わったので、午後は昨日に引き続き
ヨハネの黙示録を勉強しだした。彼は2章を開いた。
2-1~ 最初はアジア地方にあるエペソの教会に宛てた、父なる神様からの手紙だった。
エペソの教会は神様から見て模範的な教会だった。しかし優等生過ぎて悪者を許しておく
ことが出来なかった。(そこを読んでD君はマタイによる福音書18-21~35のたとえ話を
思い出した。借金を返せなかったしもべは主人から10000タラントという大金を許して
もらったにもかかわらず(10000x6000デナリ(1タラントは6000デナリ、1デナリは1日の
賃金、1日10000円で計算すると、10000タラントは10000x6000x10000つまり6000億円
だ。そのとんでもない大金を許してもらったにもかかわらず、彼はたった100デナリ、
つまり100万円貸してあるしもべ仲間を許しておくことが出来ず、その人を牢に入れた。
クリスチャンはみなイエス様から罪(とんでもない大金)を許してもらった。エペソの
教会のクリスチャンはこのことを忘れていた。思ったのは自分の罪が主によって許されて
いる事実を意識しないと、自分も他人の自分に対する悪意(罪)も許せなくなることを。


                                    つづく