暖かく無関心なホッとする人(P君)3596話

 3/22(日)15:15 D君はいつものように午前は教会の礼拝に出席し、リーダーの提案
で、その後の青年会も狭い部屋で大人数が濃厚接触するという理由で、この新型コロナ
ウイルスの感染が鎮まるまでしばらく中止することになった。というわけで礼拝が終わるとすぐにリーナと一緒にアパートに帰って来た。
 二階の204号室で昼食を食べたあと、昼寝をして、そのあと久々にミクタムワーシップのCDを聴きたいと思った。というのも「~天に私の名がしるされている喜び~」という
フレーズがしょっちゅう心に響いてくるので、どのCDにある曲なのか?知りたかった。
7枚あるミクタムワーシップCDを聴いて行くと「GLORY!GLORY!」の「感謝と喜びを」
の中にあるフレーズとわかった。それでコーヒーを飲みながら、その曲を聞いていた。☕~
D君 (なんでこの曲が聴きたかったんだろう?、、、、わかった。天に自分の名前が
あることを確かめることがクリスチャンにとってどんなに大事な事かが。)


それでD君は「いのちの書」に関する御言葉を調べ始めた。、、、、彼が特に印象に残ったのはヨハネの黙示録17-8の「~地上に住むものたちで、世の初めからいのちの書に
名を書き記されていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現れるのを見て驚きます。」だった。ということはその獣が誰か知らないで、その獣が現れ驚く人は
いのちの書に名が記されていないということになる。これは大変な事だ。その獣が誰か
知りたい。その獣はヨハネの黙示録17章によると、過去の歴史上イスラエルを支配した
事のある7帝国の内の一つの帝国が、世の終わりに復活してその国の王が獣だ。その7つ
の帝国は、1.エジプト 2.アッシリア 3.バビロン 4.ペルシャ 5ギリシャ 6.ローマ
7. トルコ帝国だが、このうちの一つが復活して第8の帝国になり、その国の王が獣だ。
17章を読んでみるといくつかヒントがあった。その獣は昔はいたが今はいない。
 (ローマ帝国がイスラエルを支配する以前の5つの国のうち、どこかの国がそれに当てはまる。今はいないのでローマ帝国にはいない。)五人はすでに倒れたが(エジプト、
アッシリア、バビロン、ペルシャ、ギリシャの五人の王)一人は今王の位についている。(ヨハネの黙示録が書かれた時代はローマ帝国時代)、他の一人はまだ現れていないが、この王が現れても、位にとどまるのはごく短い期間だけ。(トルコ帝国)。以前いて、今はいない獣は、第八の者で、またそれは先の七人の中の一人なのだが、やがて滅びる。(ということは以前いた エジプト、アッシリア、バビロン、ペルシャ、ギリシャの内から獣が復活。
 いろいろな資料を読んでいくと、かつてギリシャ帝国がイスラエルを支配した時、
アンティオコス四世・エピファネスというユダヤ人を憎んで、ユダヤ人の神聖な神殿に入り込み「自分こそ神だ。」と宣言し、そこにけがれた物を捧げた狂った王がいた。彼こそ復活した獣(反キリスト)かもしれない。でもいったい現代のエピファネスは誰なんだろう?
その人が誰かD君は突き止めたかった。世の終わりはもうじきだと思う。獣が現れてから
驚いてはいけない。現れて「やっぱり彼だったか。」と思えるよう、もっと聖書を勉強
しなければ。
                                    つづく