暖かく無関心なホッとする人(P君)3555話

 7:30 D君とリーナは朝食を食べ終え、食器を片付け一休みしていた。


D君 「ちょっと朝思い出していたんだけど、隆一と聡の時、またKKの時、イノッチ、
   全部リーナが相手の彼女と橋渡し、つまりキーパーソンになっているんだね。」


リーナ 「私は別に意識してそうしている訳じゃないんだけど。ただ彼女達と仲良く
     なりたかっただけ。」


D君 「だとしたら、そういう賜物がもともと与えられているんだよ。」


リーナ 「そうかな?」


D君 「そうに決まってるよ。恋愛でグループ交際から1対1の交際に入る時が一番難しい
    けど、そのとき双方の男女の友達がいると上手くいく。それがキーパーソンだ。
    リーナがそのキーパーソンだったんだ。今日はホマキが初めて教会や青年会に
    来る日なんだけど、サーティーとは仲がいい。でもそれ以外の人の事は知らない
    。リーナがホマキの友達になってくれると嬉しいんだけどね。僕があまり話しか
    けると変な誤解を与えてしまうかも知れないからできないからね。」


リーナ 「OK。まかせて。」


                                    つづく