暖かく無関心なホッとする人(P君)3457話

 11/30(土)朝6:00 D君は起きた。サイドテーブルに置いてあるスマホを手に取り、
メールを確認したが誰からも来ていなかった。(昨日ネジの問題が解決して本当に
良かった。明日から12月で忙しくなるのに、あんなことで悩むなんてごめんだ。ここ
2,3日ネジ問題で悩んでいたせいか、教会の青年会の皆の事を忘れていた。確かKKと
サーティーは自分で教会に行くから迎えに行かなくていいんだ。それとサーティーは
近所の行きつけの喫茶店で知り合った若い女性店員と付き合い始めたんだっけ?まあ
いいや、誰が誰と付き合っているかなんてどうでもいいことだ。それを追求すると
ミクルみたいになってしまう。それは個人情報にあたることだからストップできる人は
いいけど、恋をするとそのストップ機能が麻痺してしまう。ある意味、恋というのは
恐ろしいことだ。気を付けないと。ただKKの場合は彼の方から僕に結婚、恋愛のことを
相談してきて、ちょうどランナーと知り合って、二人で今後の計画を立てて来たわけだから、これはKKの個人情報にはあてはまらない。KKと僕は言わば共同経営者と言った所か
な。)
                                   つづく