暖かく無関心なホッとする人(P君)3240話

 10/6(日)14:50 D君の行っている教会の青年会のメンバーの内、8人だけいつもの様にイオンのスターバックスでお茶を飲んでいた。☕~
お茶をしていたメンバーは、リーダー、D君、KK、BNさん、ガッキー、リーナ、ミクル
マリンバ、ランナー。D君がKKの方を見るとランナーと何か話している。完全に2人だけ
の世界に入っている。D君は思った。(もう二人だけでデートしている。メールによると、「今は2速ギアで加速中です。もうじき時速30kmに達したら3速ギアにギアを
入れます。つまり「恋人としてつき合って下さい。」と告白するつもりだ。」と書いて
あった。それはいいことだと思う。そうして段々結婚に近づいていけば、彼女も彼には
結婚したい意志があることがわかり安心して付き合える。問題はそのタイミングだけど
、早すぎると「まだそんな気になれない。」とフラれてしまうし、遅すぎて告白しないで
ズルズル付き合っていると、彼女に不安を与え「本当はわたしとなんか結婚するつもりは
ないんじゃないの?」と思わせてしまう。でもKKは上手くやった。昨日の青年会の皆で
行った秋のバーベキュー大会でも二人はラブラブだった。彼等に話しかけるのも悪いよう
だった。このグループ交際に参加する必要があるんだろうか?このお茶飲み会は明らかに
車の変速ギアで言えば1速ギアだ。でも彼らは2速ギアで全力疾走中だ。以前、アリスと
隆一。檜山と聡のカップルは最初ここのグループ交際でスタートした。これは1速だ。
それから軽井沢の合同スノボ旅行に一台のミニバンで行った。この時のキーパーソンは
リーナだった。リーナと同じ会社のOL仲間のアリスと檜山は、リーナと仲がいい。で、
リーナと親しくしている隆一と聡に心を開いた。この旅行をきっかけに彼らは急接近。
これで2速に入ったんだろう。それから彼らはスターバックスに来なくなって、しばらくしてから結婚した。わかった。つきあっている彼女の心理状態を敏感に読み取って、的確
にかつ敏速に答えられる人は結婚できるんだ。隆一と聡にKKも続いてくれるといいんだけど。そういえば今度、ランナーの地元の墨田区でデートするってメールに書いてあったな。東京スカイツリーで告白すれば最高なんだけどな。)


                                     つづく