暖かく無関心なホッとする人(P君)3238話

 7:30 D君とリーナは朝食を食べ終え、食器を片付け一休みしていた。


リーナ 「今日で3連休も終わりだけど、今日はどこかに行くの?」


D君 「そうだね。月曜日で完全OFF日だけど、この間ホームセンターで気になる物が
    あってね。」


リーナ 「何その気になる物って?」


D君 「もうじき青年会のバーベキュー大会があるよね。それでバーベキュー用品の
    コーナーを見ていたんだ。そこに電池式の「ランタン」があった。「ランタン」
   なら灯油を燃やしてその光で明るくするものなら持っている。またそういう物だと
   思っていた。でもキャンプじゃなくて、もし家の夜停電したら灯油の「ランタン」
   は役に立たないよね。」


リーナ 「どうして?」


D君 「だってその時は真っ暗なんだよ。灯油に点火しようにもマッチやライターが、
    どこにあるかすらわからない。そんな時にスイッチ1つで明るくなる電池式
    「ランタン」は役に立つと思ってさ。この間の千葉県の停電を見てて非常時の
    備えをしないといけないマズいと思ってさ。」


                                    つづく