暖かく無関心なホッとする人(P君)3221話

 9/22(日)朝6:00 D君は起きた。サイドテーブルに置いてあるスマホを手に取り、
メールを確認したが誰からも来ていなかった。
 7;00 KKは起きた。(昨日は上手くいった。特に失敗は無かった。当たり前だ。
何にもデートの計画を立てていなく。ただランナーの言いなりになっていただけだから。
キャッチャーになって正解だった。ランナーが投げてくれるボールはどこに飛んでくるか
わからないんだから、どこにくるかなんて考えてもしょうがない。それで昨日は楽だった
んだろう。)
 7:30 ランナーは起きた。(昨日、KKは私の希望するデートプランのとおりに行動
してくれたから全然ストレスがなかった。今までいろんな男性とデートしたけど、
ほとんどの男性は分刻みのデートプランを立て時間を気にして、私をそこら中に連れまわし、家に帰ったらクタクタに疲れていた。帰り際の男性達の満足げな自己満足の顔、
きっと今日はデートプランの通りの「女性が喜ぶ食べ物屋」かなんかのマニュアル本を
読んで、こうすれば女性を落とせると思って行動したんだ。あー、もうムカつく。そんなことでOKするわけないでしょ。わかってないな。でも昨日KKは違ってた。私が前から
したかったデートを全部かなえてくれた。あんないい人どこにもいない。絶対彼を手放し
たくない。今日も教会で会えるんだ。うれしいな。)
                                    つづく