暖かく無関心なホッとする人(P君)3216話

 12:15
KK 「そういえばまだどこに住んでいるか言ってなかったよね?」


ランナー 「この間電話で「明大前」駅の近くのアパートに住んでいるって言ってた。」


KK 「そうだったごめんごめん。ランナーはどこ?」


ランナー「私は墨田区の実家で両親と妹と一緒に住んでる。スカイスリーのすぐそば。」


KK 「いいなあ。それじゃスカイツリーに何回も昇ったことあるよね?」


ランナー 「5回ぐらいかな?KKは何回?」


KK 「恥ずかしながらまだ昇ったことがないんだ。」


ランナー 「じゃあ今度のデートはスカイツリーにしよう。家の近所に美味しい
      「もんじゃ焼き」屋があるから、そこでお昼を食べよう。」


KK 「墨田区か。それじゃチャキチャキの江戸っ子だね。」


ランナー 「そうなのかな?自分じゃわからないけど。」


KK 「そうだよ。だからいつもハイテンションでノリがいいんだよ。」


ランナー 「それはどうも。ところでKKの実家はどこ?」


KK 「俺の実家は田舎の富山県富山市だよ。実家は印刷屋で二人兄弟の兄が自営業を
   継いでくれている。俺は若い時から東京に憧れててね。それで東京の大学に合格
   したときは嬉しかった。就職はどういうわけか出版社に決めた。DNAに本関係の
   仕事をしたいって刻まれてるのかな?」


                                   つづく