暖かく無関心なホッとする人(P君)3204話

 9/19(木)朝6時 D君は起きた、サイドテーブルに置いてあるスマホを手に取り、
メールを確認したが誰からも来ていなかった。スマホを見てふと思った。(千葉県民の
多くの人は、今だに停電しているからスマホも充電できないんだ。当たり前のことが
できなくなるのは恐ろしい。数十年前まではこんなもの無くても生活できたのに、今じゃ
こんなものがないと生活できない。しかもこれには自分の個人情報が詰め込まれている。
どうしてこんな世の中になってしまったんだろう。停電で思い出した。僕は昔から
アウトドアのバーベキューや飯ごうでご飯を炊くのが好きだった。隆一達とも大学の時
同じ趣味なので友達になった。そのせいかキャンプ道具一式が揃ってる。もし今、東京が
停電になっても生き残る自信がある。停電で一番不安なのは、夜中電気の光がないことだ
、だからランタンの光はありがたい。次に大事なのは食料の備蓄だ。これも万が一のため
大型のクーラーボックス2個に1週間分用意してある。バーベキューセットがあれば炭があるから、どこでも料理できる。ご飯だって飯ごうで炊ける。焚火があれば暖も取れる。
一番不思議なのは、高層マンションに住んでいる人の場合、もし停電でエレベーターが
ストップしてしまったらどうするつもりなんだろう?自分の住んでいるマンションだけは
絶対停電しないと思っているんだろうか?そんなバカなことはない。それで階段で簡単に
降りれない2階以上には住みたくない。自己責任、自己責任とやたら今言われているが、
何か困ったことがあるとすぐ他人のせいにする。「あの人があんな風だからこんなひどい
目に遭った。」果たしてそうだろうか?よく想定外の自然災害というけど、想定した範囲
の自然災害の準備は出来るはすだ。逆に自然災害が起こった場合、自分のアウトドアの
サバイバル能力が発揮できる。)
                                   つづく