暖かく無関心なホッとする人(P君)2792話

 午後3時15分、
D君 「ここにちょっと紙があるかな?紙に書いて説明するよ。」
リーナ 「このメモ帳でいいかな。」
D君 「サンキュー、ちょっと借りるよ。」
D君はメモ帳に書いてキムタクとコウちゃんに説明した。


    グループ交際の場合


(A子)ーーーーB子さん既婚者
        (A子の親友)   
           |
       B子さんのご主人ーーーー(C君)A子に片思いしてる


D君 「わかるかな?A子に片思いしているC君は直接A子にアタックしちゃいけないんだ
    。そんなことをすれば相手に一面識もないA子はビックリして断るに違いない。
   これは自爆だよ。なるべくしてなったことだからそうした彼に非がある。でなくて
   A子が好きになってしまったC君は、まずB子さんのご主人と友達になるんだ。
   男性同士なら簡単だよね。で、この4人のグループ交際から始めるんだ。この時は
   まだC君はA子に対する恋愛感情を抑え、あくまで友達の一人として接するんだ。
   この時のA子の心理状態は「この中のC君ってB子さんのご主人と仲がいいんだ
   。ということはB子さんとも仲がいいんだ。となって自然にC君とも仲がよくなり
   他の知り合いの男性より一歩リードする。特別な存在になる。でもC君は私を友達
   の一人としてしか見てくれない。とA子の方がC君に恋愛感情を持つ。ここが大事
   なんだ。相手に先に恋愛感情を持たせないと両想いは成立しない。ここまでくれば
   後は楽だ。それからC君は段々A子に接近して、二人だけのデートに誘うんだ。
   この時のA子はあこがれのC君とデートできるんでルンルンだよ。実はこれ僕が
   実際に体験したことなんだ。僕の場合、A子って言うのはリーナで、B子さんって
   言うのがガッキーで、B子さんのご主人がリーダーで、あっ、まだこの時は二人は
   結婚していなかったけど仲良しだったよ、でC君は僕だよ。」
コウちゃん 「なるほど、それでRGRDって言うんだ。」
                                     つづく