暖かく無関心なホッとする人(P君)2454話

 午前8時40分、二人を乗せたインプレッサはリーナの会社に着いた。車から彼女は
降り、、、、、、、、会社に入っていった。
 午前10時、休み時間に給湯室でリーナと檜山(三井)とアリスちゃんがお喋りしていると昨日の夕飯のとき、D君が話していた、イノッチに誰かいい人がいないか?という
相手としてリーナが考えていた先輩OLが入ってきた。彼女の名前は今井優子。
今井 「聞いたんだけど、三井(檜山)も後藤(アリスちゃん)も相手の男性と教会で
    知り合ったんだってね。」
リーナ 「そうなんです先輩。多分なんですけど、もうじき二人とも結婚します。いつ頃 
     になりそう?」
檜山 「私はもう28だから早い方がいいんだけど。遅くても来年の春には兄が大阪支店
    から東京本社に帰って来るから、それまでには結婚したいと思ってるの。」
リーナ 「そうですか。アリスちゃんは?」
アリス 「私も早い方がいい。これからどんどん寒くなるからね。」
今井 「三井と後藤の相手の男性は今何歳なの?」
リーナ 「二人ともうちの主人と同い年で36歳。」
檜山 「ゲンPは来年の2月で36になりますので、まだ35です。」
アリスちゃん 「プーさんは8月生まれなので36です。」
今井 「なにそれ、ゲンPとかプーさんとかって?」
リーナ「教会の青年会では、皆にあだ名を付けてニックネームで呼び合っています。」
今井 「えーそうなんだ。楽しそう。私も行っていいかな?」
リーナ 「もちろんです。先輩の住んでいる町はどこでしたって?」
今井 「高円寺。」
リーナ 「それならJR荻窪駅の傍のコンビニで朝の9時半ごろ待っててくれるますか?
     3人を送迎する車を用意しますから。」
                                    つづく