暖かく無関心なホッとする人(P君)2438話

 朝6時30分、聖書を読む時間。D君はヨハネの福音書2章を開いた。
イエス様はヨハネから洗礼を受けた日の3日後に、ガリラヤのカナの結婚式に出席した。
主と弟子たちがその会場にいた。イエス様の母マリヤもそこにいた。あるとき母が主に
「葡萄酒がありません。」と助けを求めたが、主は冷たく「あなたは私と何の関係が
あるのでしょう。女の方。私の時はまだ来ていません。」D君は初めてこれを読んだとき
、母親に向かって冷たいセリフだなと思ったが、リーダーはイエス様は母マリヤを産みの
母だと認識していたが、自分の全ては父なる神様から来ていることを知っていた。だから
母マリヤと血のつながりはない。よって女の方と言うのは正しい。つまり代理出産だ。
と説明してくれた。母マリヤもそのことをよく知っていたので「あの方が言われることは
,何でもしてあげてください。」とよそよそしく答えた。それでイエス様はそこに置いてあった80~120リットルの水瓶6つに「水瓶に水を満たしなさい。」と手伝いの人達に言った。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
水瓶がいっぱいになると、主は「さあ、今汲みなさい。そして宴会の世話役のところに
持っていきなさい。」と言ったので彼らはそのとおりにした。、、、、、、、、
宴会の世話役がそれを飲むと、水は葡萄酒に変わっていた。彼は花婿を呼んで言った。
「誰でも初めに良い葡萄酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いものを出すもの
だが、あなたは良い葡萄酒をよくも今まで取っておきました。」これはイエス様が行った
最初の奇跡だった。
                                    つづく