暖かく無関心なホッとする人(P君)2138話

 11時10分、車は旧道にある「うどん屋」に着いた。
リーナ 「なんか不思議な感覚。TVの撮影現場にエキストラで出演してるみたい。」
隆一 「そうとう好きだったみたいですね。」彼ら6人は店内に入った。
店員 「いらっしゃいませ。」D君が先頭に立って店の奥の方の席に着いた。
リーナ 「どうして奥の席に着くの?」
D君 「だって入り口の方は、玄関が開いたり閉まったりして寒いだろ。ここは軽井沢
   。外は氷点下だよ。そうじゃない場所でも落ち着かないよ。」
                                  つづく