暖かく無関心なホッとする人(P君)2038話

 午後5時25分、D君はイオンの東入り口に入ったところで、リーナ達を待っていた。
そこに向こうから美女2人が笑いながら歩いてきた。
D君 「こんばんわ、お二人さん。」
リーナ 「あっ、ディーン。」
アリス 「ディーン?え、どういうこと?大輔さんですよね。」
D君 「そうです大輔です。ディーンっていうのは僕のあだ名でして、ほらアリスちゃん 
   だって本当の名前はカナちゃんだよね。でもみんなアリスちゃんって言ってるんで
   しょ。」
アリス 「あっ、そういうこと。でもなんでディーンなんですか?」
D君 「つけられた当時はNHKの朝ドラ「あさが来た。」が流行ってたんで、ほらリカは
    女優の波留に似てるし、相手役はディーン藤岡だったからね。」
アリス 「じゃあリカさんのことも、あだ名で呼びあってるんですか?」
D君 「まいったなあ。リーナだよ。」
アリス 「リーナ!!」
D君 「頼むから会社で言わないでね。」
                                     つづく