暖かく無関心なホッとする人(P君)1910話

 午後1時30分、zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
リカ D君の肩を叩いて「ディーン、時間、起きて。」
D君 「あー、良く寝た、ありがとう。夢を見ちゃった。」
リカ 「えっ、どんな夢?」
D君 「僕が会社の忘年会の幹事でね。出席者の名簿を作っていたんだ。それで
   社員の出席者を調べるためにTELしてたんだ。そのとき困った人がいてね。
彼は「行けたら行くね。」って答えたんだ。こっちは懐石料理の予約をしなければ
いけないから、YESかNOが知りたいのに、そんないい加減な返事をされて本当に
困ってたよ。しかも同じオフィスにいる上司だから、「そんないい加減な返事じゃ
困ります。」とも言えないで困り果てていたら、リーナが起こしてくれて夢だと
分かりホント良かったよ。」、、、、、、、、、、、、、、、、、、
リカ 「あるある。よくいるそんな人。前に話したことがあるけど、会社の同じ
   オフィスにトラブルメイカーってみんなから呼ばれているアラフォーの
お局さんがいるんだけど、彼女は毎年会社の忘年会で「行けたら行くね。」って
言って幹事さん泣かせなの、みんな陰では「何様のつもり。」って言ってるの。」
D君 「リアルにそんな酷い人が近くにいるなんて、リーナも可哀そうだね。」
リカ 「私はまだ若いから幹事が回って来ないけど、そのうち周ってくる。その前に
   退社できたらいいな、と思う。」
D君 「そうだね。そういう困った人に一度、幹事をさせて逆に「行けたら行く。」
   っていってやれば自分がどんな酷いことをしているか分かると思うよ。
「行けたら行く。」って言う人は他人にどんなに迷惑をかけているか分からないんだ。
つまり自分のエリアは50%しかなく、相手の人が50% のエリアを持っていて、自分は
相手のエリアに入り込んじゃいけないのに、相手のエリアに入り込み、かき回して
グチャグチャにする酷い人だね。その人は自分と相手の境界線がハッキリしていないんだと思うよ。ハッキリしていれば「こんなことを言ったら相手の人の迷惑になるって簡単に
分かると思うよ。それが分からないってことは精神的に自己中な子供だね。」


                                つづく