「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」

 この発言は重要です。この意味を、よく考えて下さい。ここに神様の真の姿が書いてあります。この場面が目に浮かぶようです。三人の人の様な方々が何か話し合っています。よく聞いてみると、「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」と誰かが言いました。
 そして、彼らに、よく似た人と言う生き物が造られました。その名前はアダムになりました。アダムは、その前に造られた生き物すべてに名前を付けました。アダムは孤独を感じていました。アダムには私たちと同じ心がありました。一人でいる事は寂しすぎる。 アダムは多重人格ではありませんでした。一つの心しかありませんでした。
  人はある時は、強気な人になり、どんな困難なことにも挫けない人になり。ある時は神経質な人になり、ちょっとしたことで、くよくよして悩む優柔不断な人になり、ある時は、すごくいい加減で、何事も適当に済ますような人になる。そんな人がいますか?
 人の性格は人それぞれですが、その人の性格は多重人格でない限り一つしかなく変わりません。だからアダムには一つの心しかありませんでした。「我々」と言う方々も、一つ
の心を持った複数の人の集まりでした。