暖かく無関心なホッとする人(P君)1734話

 7時、リーナを起こす時間だ。D君はいつものように、あぐらをかいた姿勢で
リーナの肩に近い背中の上の方に両手を差し込んで持ち上げた。「よいしょ。」
そうすると横からリーナを抱いた姿勢になる。
D君 「おはよう、リーナいつも可愛いね。」
リカ 「おはよう、ディーン。こうして抱いてくれてうれしい。前はママが
  起こしてくれたけど、さすがに中学生になってからは抱いてくれなかった。
  私って甘えっこなのかな?」
D君 「そこがリーナの可愛いところだよ。人前では大人っぽいんだけど僕の前
   だけでは甘えっこなんだ。そのギャップというか、ツンデレなところが
   たまらない。」
リカ 「ディーンだけ、私のことを知ってるのは。シャワーに行ってくる。」


                                つづく