暖かく無関心なホッとする人(P君)1586話

 午後7時20分、二人はアパートに戻って来て階段を上がり一番奥の204号室に入った。
D君 「まず初めにクーラーボックスの毛ガニを冷蔵庫に入れよう。」二人は冷凍室に
毛ガニを入れた。「明日の礼拝の後、牧師先生夫妻とリーダーとガッキーに毛ガニを渡して、リカちゃんの実家に3コの毛ガニだから合計7コの毛ガニを持って出て、それと
「白い恋人」のお菓子4コも持って行かなきゃ。あと洗濯物はこの籠の中に入れて、
カトリーナは疲れたら先に寝てもいいよ。シャワーは好きな時間に使って。僕が洗濯しておくから。僕は毎朝6時に起きるけど、カトリーナは何時に起きたい?」
リカ 「7時。」
D君 「わかった。カトリーナの会社までここから何分かかるの?」
リカ 「教会のすぐ近くだから15分かな。」
D君 「僕の会社までここから20分かかるんだ。会社は9時に始まる。カトリーナは?」
リカ 「私の会社も9時に始まる。」  
D君 「じゃあ8時30分には家を出るから、朝食は7時30分にしよう。とりあえず朝食は
   僕が作るから、その間にカトリーナはシャワーを浴びて来て。」
リカ 「なんかわるいね。ディーンって主夫みたい。」
D君 「ただ単に料理をするのが好きなだけだよ。それにシャワーは寝る前だから。」


                                    つづく