「第二の宗教改革は心の中の個人個人の宗教改革」

 ルターが行った宗教改革はローマカトリック教会にプロテスト(反抗)したので、
プロテスタントと呼ばれている。それは公の事で、当時ルターはローマカトリック教会
から異端者にされました。しかし現代ではルターのことを悪く言う人はいません。
 第二の宗教改革ですが、これはルターと違って公のことではありません。それは創世記
を熟読し、「あの説」と「我々」の神様の違いに矛盾を感じる人しか改革できません。
ルターは外側(人の見える部分)の改革でしたが、これは心の内側(人の見えない部分)
の改革です。聖書をよく読んでいれば矛盾を感じるのは当然です。
 聖書理解に優れていたが、裁判でアタナシウスに敗れたローマ帝国のアリウス、
ローマカトリック教会の誤りを公にしたルター、ユダヤ教徒の誤りを指摘したイエス様、
これらの人々はその時代の国民から異端者扱いされましたが、後になって、その正しさが
証明されました。クリスチャンの場合、他人を異端者扱いする人は聖書を熟読しません。