暖かく無関心なホッとする人(P君)1317話

 午後5時50分、D君のインプレッサは会社から真っすぐアパートに帰って来た。🚙
階段を上り一番奥の204号に着き、ドアのロックを外し部屋に入ると、入って右側にある
台所で最初にごはんをジャーにセットしてONにした。そのあと冷蔵庫から牛肉と玉ねぎ
を出した。彼はいつもピンとひらめいたものを作った。完成品のイメージが自然に浮かんでくる。まず鍋に水、醤油、みりん、を入れお湯に沸かし、その中に洗って切った玉ねぎ
を入れた。~~~~~~~~~~~~~~~~~しばらくして切った玉ねぎが柔らかく
なったが、まだ6時20分で、ご飯が炊きあがるのは6時40分なので、牛肉は6時35分ごろ
にしようと思った。それまでコーヒーでも飲んでいよう。☕、、、、、、、、、、、
 午後6時35分、彼は牛肉を鍋に入れた。入れてしばらく煮てからガスの火を止めた。
永谷園の松茸のお吸い物も作った。
 午後6時40分、ご飯が炊きあがったので、ご飯を丼につけ上から汁ごと牛丼の具を掛けた。
 午後6時43分、彼はTVを見ながら夕飯を食べた。
                                    つづく