暖かく無関心なホッとする人(P君)1214話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは出エジプト記8章。主はモーセに再びパロの所に行って、「イスラエル人をエジプトから解放するように」言うよう命じた。しかし
その命令を拒むようなら、蛙の大群がナイル川から這い上がり、あなたの家の寝室に入る
、あなたの家臣の家に入り、エジプト人の中に入る事を伝えた。主はモーセに、アロンが杖をナイル川に差し伸べ、蛙をエジプトの地に這いあがらせるよう、命じた。アロンが
そうすると蛙が這い上がってエジプトの地を覆った。困ったパロはモーセ達に蛙を私と
私の民の所から除くよう主に祈ってくれ。そうすれば私はイスラエル人を解放して、主に
生贄を捧げることができる。と伝えた。モーセがパロに何時そのことを祈ったらいいか?
聞くと、「明日」と答えた。モーセが祈ると翌日、蛙は死に絶えた。ところがパロは事態
が収まると強情になり、モーセとの約束を守らなかった、それで今度はアロンが杖で地の塵を打つよう命じた。すると塵はブヨになった。しかしパロはまた強情になり彼らの言う
事を聞かなかった。今度はアブの群れを発生させパロを苦しめた。しかしイスラエル人の
住むゴシェンの地にはアブがいなかった。困ったパロはモーセ達に「この国内で、おまえ
たちの神にいけにえをささげよ。」と言ったが、モーセはこれこれしかじかの理由で、そうする事ができない。だから荒野を3日間旅をし、そこでいけにえをささげる事をパロに
伝えた。それでパロは、あまり遠くに行かない条件で、イスラエル人を解放する約束を
し、モーセにアブの災いが収まるよう祈ってくれ、と頼んだ。それでモーセは再びパロが
約束を破らないように言ってそこを去り祈った。しかし事態が収まるとパロは再び強情
になり約束を破った。
                                    つづく